~4日目のつづき~
②Hotel Verta
私たちが訪問する3日前の2010年9月20日にオープンしたホテルです。「Verta」とは造語でヴァーチカルからきています。ホテルのテーマは航空で、制服もパイロットやCAのようなデザインです。ヴァーチカルゲートウェイのいう、もともと産業的な地域の再開発でできたホテルで、民間唯一のヘリポートがあります。このヘリポートは以前からあったものを利用しています。騒音対策として、ミーティングルームは2重サッシ、客室は4重サッシになっているそうです。
また、エコを非常に意識し、人の動きを感知する換気システムやエナジーセービングの電球などを取り入れています。エアコンも人が居ないとセーブされます。
ちょうどヘリポートにヘリがやってきました。
インテリアのプランボードです。すべて特注とのことでした。
客室内の壁には紙飛行機のディスプレイがありました。
③Andaz Liverpool Street
新しくオープンした先の2軒とは違い、1868年ヴィクトリア時代の赤れんがの外観はそのままに、コンラン卿が買い上げモダンなインテリアにしました。現在はハイアットグループとなっています。レセプションがなく、日本の旅館をイメージしたパーソナルチェックインの方式をとっており、パーソナルサービスを重視しています。美学的観点から言っても群を抜いており、スタッフは有能かつ親切でロンドン随一のサービスが期待できるとの評価です。ロンドンデザインウィーク期間中ということもあり、客室などの見学の受け入れを断られ、各自で入れるところのみを見学しました。
赤レンガの外観は1868年当時から変わっていません。
階段は幅の広さと細やかな彫刻に圧倒されます。
光で方向を表示しています。